あるカリキュラムの時に、生徒さんがご自分のことをミロスを「知って周りの人はどんどん変わるけれど自分は変わってない」
というような事を話される場面がありました。
言うことができて本当に良かったと思います。
こういう時って、どうしても自分を責めても表現しない場合が多いから。
言った方は完全に盲点になっているけれど、その方が数ヶ月前に変容を目撃した経緯などお伝えすると、あっという間に感謝で戻られました。
「本当だ、そうだった」「あっそっか」って。
これこそが新次元の視点ですね (๑>◡<๑)
その話しを聞いていて、Ayson自身のことだってすごく思ったのです。
私はミロスに出会い、気づかないうちに実践してすぐに父親との関係がものすごく変わった。
子供の頃にみる父というのは母と口論になったときなど、言いたいことだけ言ってピシャッとふすまを閉め逃げていくようだった。
台所で取り残されて嫌な気持ちがしたものだ。
そんな父に対して、ちゃんと話したらいいのに。
話せずボキャブラリーは少ない父に「なんて身勝手な、分かり合えない」と思った。
何に対しても頑なで、私のいうことなんて聞いてくれない と思っていた。
特に、父が握っていたチャンネル権(今では死語ですね)
当時私が好きな歌謡曲を楽しんで聞いていると、海外かぶれの話し方やエンターティメント全てに文句を言っていたのです。
頑な
頑な
父なんか、私の言うこと全然わかってくれないと思った。
「わかってくれない、受け入れてくれない」と思うと、あきらめて父を拒絶するようになった。
結婚後の出産時も、父とのいざこざがあるのが嫌だからと実家には帰らずに自宅に帰った。
そんな風に、明らかに父との関係が上手くいってない関係だったのがミロスに出会ってから、俯瞰して父を観ることができるようになっていくと・・
父の置き去りにした気持ちを知っていく。
父は戦争中に子供時代を過ごした。
お父さん(祖父)は何度も戦地へ赴き、お母さん(祖母)は身体が弱く、父が5歳の時に亡くなっている。
時代背景的に、物がなくお腹が空き、遠い親戚に疎開したりしていた。
しかし、物質的にギリギリの生活なのか、お膳には幼い父の食事がなかったりしたそう。
一度聞いたことがある「13歳まで生きられると思ってなかった」と。
あまり話してくれないながら、お酒の席で話す行間に感じる父の思い。
つねにお腹が空いていた幼い父は戦争してる敵の国について悪く思わずには居られなかったと思った。
戦後になり、海外のものが入ってきてもその時の辛い気持ちは癒されないまんま。
外国かぶれに見えるものにジャッジする父の気持ちが少し解った。
ミロスに出会って、実践する中、しっかり話しなどできなかったところから
自分を知りたいと言葉の奥の思いを感じるところも多くある。
それまでは、相手に興味など本当になかった私だった・・汗
父に対していつも思う「頑な」さは私なんだ受け取れた。
そうすると、当時、父が別人になリました。(それまでも頑なと思っていたのは私が思ったまでだけだけど)
強固な頑なさはほどけ、感情豊かな父がどんどんみえてきたのです。
孫が13歳でアメリカへ
ちょうど10年前、私がミロスに出会って実践を始めたころ、当時13歳の息子がアメリカへホームステイに行きました。
中学一年生のちっちゃな息子。父にとっては初孫のホームステイ。
戦争中はアメリカは敵国で、大切な人が帰って来ぬ人になった体験がいくつもある。
そんな国に大好きで大切でたまらない孫がひと月もの間、アメリカ人のお宅で衣・食・住全てにおいてお世話になる。
心配して心配して。
でも、孫を応援したくて、毎日毎日神社でお参りしてくれていた父。(母から聞いて知りました)
男性の愛って上手に言葉にするわけでもないから全くわからないのよね。
帰国した孫をハグして、泣いてアメリカのファミリーに感謝を言っていたのを思い出した。
「ほんまにありがたいな、孫が豊かな体験をさせてもらって感謝やな」と。
関係性によって変わる世界だとすごく感じたこの日。
その時、私の中の頑なさが緩んだのだと10年前に思ったのを思い出したのでした。
クリアしたことを脳はスルー
ミロスに出会って一瞬でこれほどまでに関係性が変わっていることをすっかり忘れていたと、生徒さんとのやりとりを通して思した。
なぜなら昨日、ひさしぶりに父に会いに行けたのですが、父との関係が良くなかったことは思い出せない感じなのです。
父が大好きなフルーツをたっぷり用意してワクワクしながら家族で会いに行きました。
クリスマスプレゼントに、暖かいボアのズボンも準備してね。
今ではホームステイに行った孫も成長し、成人してもおじいちゃんが大好き。
もちろん妹もおじいちゃんが大好き。いつもなんとか仕事や予定を合わせようとします。
久しぶりに夫と共に家族4人揃って会いに行くことが出来ました。とっても嬉しそうな父。
いっぱいおしゃべりしましたが、最後に行き着く話は母との出会いのエピソードのリピートになります。笑
幼少期にピシャッと襖を閉めていた父は過去世のよう。感謝しかありません。
改めてこれほどの変化を忘れていた脳を知り、感じてなかったことを謝まりました。
漢字ってすごいですね。「感謝」って感じてなかったことに謝る。
日本人の血はすごいんです、このDNAに多大なる秘密がありますね。 Alyson
米国特許・中国特許取得
新次元思考テクノロジーMIROSS ミロスアカデミー講師・竹原恵子 近日カリキュラム