相手の話しから自分のこだわりに気づける
私のこだわりはこれこれです。って言える方って、なかなかいないのではないでしょうか?
これこれです。って言えた時点で、こだわりが緩んでいる合図だったりしますね。
なかなか分からないし、気づかないこだわりをグループの中で気づいていかれたIさんの文章を通してみていこうと思うます。
I さんの文章をもとに観ていきましょう
今回、ライフコースの中で自分の体験を話すことで、自分の中にある強固なこだわりがあることが見れました。
それは私の中であってはいけない、情けなさを感じたくないもの、それは、駄目な自分への許せなさからきていました。
駄目な自分・・私の中では1ミリも許せないことです。
しかし、そのこだわりこそが強烈なコンプレックスから生まれた理想が創り出したものだったことを、仲間から貴重な体験を空間に出して貰ったことで、より鮮明に理解することが出来たのです。
ライフコースのグループワークの中で、Iさんは仲間が話された内容から、ご自身の職場での出来事を通して感じていきます。
その後、Iさんが話されたのは会社の同僚からお昼休みに聞いた話です。
同僚から聞いた話しに、私は納得ができませんでした。
内容は “マンションの隣の人からのクレー厶に困っている”という話でした。
娘さんがピアノを弾く音が気になるから、弾かないでほしいと言われたのだそうです。
私は、咄嗟に時間帯が気になり「いつもいつ弾いているの?」と聞くと、
「だいたい休日のお昼間で、音量をかなり小さくして弾いている」とのことでした。
「普通は全然問題ない時間帯だよね」ってそこにいたみんなとも言い合います。
「そうでしょう、にもかかわらず、困ると言われてしまったの」
なので、直接、隣の人に理由を確認すると「どうしてもピアノの音だけは気になるので弾かないでほしい」と言われてしまったのだそう。
同僚のマンションの目の前には公園があり、日中は子供の声で常に賑やかな場所。
隣の人曰く「子供の声は気にならないが、ビアノの音は耳障り」だと。
「いろんな人がいるから仕方ないよね〜」なんて言っている同僚も、納得はしていない様子でした。
この一連の流れを受講しているライフコースで話すと、私の口から出てきたのは「意味のないこだわりにしか思えない」でした。
話した途端、“これって私がいつもしていることじゃない?”と思いました。
全ては自分との関係性 です。
話しながら、Iさんは、ご自分で“あれれっ”て気づいていかれました。
自分の中に答えがあるから、自分で気づいていけるのが醍醐味でもありますね。
私は毎日家で見る風景なども併せて体験を話すことで、目の前に“意味のないこだわり”のある人ばかりが現れるのは、自分の中にある強固なこだわりだと観ることが出来ました。
“こうあるべき” こだわりは、駄目な自分への許せなさから来ていて、私の中で一ミリも許せないのです。
許してしまうと情けなさを感じてしまうから…
だから、目の前に起きた事にいろいろな意味付けをして、あ〜でもない、こ〜でもない、どうにかしなくちゃいけないと捏ねくり回してばかりいました。
けれど、これこそが強烈なコンプレックスから生まれたこだわりだったのです。
自分のやり方に固執してしまい“意味のないこだわり”で物事を狭いカプセルからしか見られず、解決にいたらないと、自分を責め続け取り繕うことばかりしてしまう。
こうして私は今にいない状態で、大切な今という時間を台無しにし続けていると思ったのです。
どんな時にも自分への駄目出しが常に張り付いているのです。
そんな状態でいると、何も楽しめず大事な時間は意味なく過ぎていくようで、苛立ちしか残らない。
コンプレックスに苛まれるていると、そのことばかりに囚われてしまい、本当の自分に全く寄り添えられなくなっていること。
そんな状態でいると、自分の魅力を自分で見失ってしまい、大事な時間は意味なく過ぎてしまっているようで、苛立ちしか残らない状態が続き、何も楽しめていないのです。
“それって意味がない、そんなもの要らないじゃないか!” と思いました。
それではいつまで経っても満たされず、ただただ苦しくなるばかりでした。
今にいないから自分のしたいことがわからなくなり、自分の魅力もわからなくなる。
いつまでたっても満たされない。
ライフコースのテーマは
「自分の魅力が解らないあなたへ〜何をやっても満たされない本当の理由〜」
見事な着地で、自分の思いを大事にして寄り添ってあげようと思えました。
仲間と時間を共有し、共感し合うことの素晴らしさを感じさせていただいたライフコースでした。
いつも見守っていただいた竹原講師本当にありがとうございました。
※カプセルから脱出されたかの表現にぴったりの写真(Alyson撮影)と思いませんか?
晴れ渡った空が見えてきました。観てる世界が変わられた事を感じます。
上記はライフコースの体験からの感想をブログにしてみました。ライフコース始め、各種カリキュラムは下記をタップくださいね。