子どもの成長と共に親と離れる時間が長くなると、子どもは自分の世界を広げ始めます。
友達との関係、部活動、勉強、そして自分自身の未来について考える時間が増えます。
一方で、親としては「ちゃんとした大人になれるのかな?」と心配になり、ついあれこれ口を出してしまうこともあるのではないでしょうか?
例えば
“勉強しなさい”
“友達ともっと仲良くしなさい”
“将来のことを考えなさい”
こうした言葉は、愛情や心配から出てくるものですよね。
でも、子どもにとっては時にプレッシャーになり、「お母さんは自分のことを信じていないのかな」と感じることもあります。
では、なぜ母親は子どもに口を出してしまうのでしょうか?この記事ではその背景にある”自分の心”について考えてみたいと思います。
親が抱える”コンプレックス”が影響している
子どもに対して言ってしまう言葉や態度には、実は母親の過去の経験や心の中のコンプレックスが大きく関わっています。
例えば、勉強について厳しく言ってしまうのは、過去に自分が勉強で苦労した経験があるから。
人間関係について口を出してしまうのは、自分が人付き合いで悩んだことがあるから。
というように自分が過去に感じた苦しさや悔しさが、子どもには同じ思いをさせたくないという形で表れるのです。
なので、母親は子どもに対して、良かれと思ってアドバイスをします。
でもその裏には、親が実は「こうなってほしい」「こうならないでほしい」という期待や不安があります。
そして、その期待や不安の多くは、親自身が満たされなかった思いや傷ついた経験から来る場合が原因している場合が多いのです。
母親自身が
“自分がもっと勉強していれば、もっといい人生だったのに”という後悔があると、子どもに勉強を強く求めてしまう。
“自分が友達に裏切られた経験があるから、子どもにはそんな思いをしてほしくない”という気持ちが、子どもの人間関係に過干渉になる。
こうした母親の心の中の声が、子どもに向けた言葉として出てしまうのです。
子どもとの関係を見直すきっかけに
では、どうしたら子どもにとって負担にならずにサポートできるのでしょうか?
大切なことは、母親自身が自分の心と向き合うことです。
ミロスの実践として、自分の気持ちを俯瞰して気づくことが必要です。
子どもに何かを言いたくなったとき、その背後にある自分の感情に気づいてみましょう。
お母さん自身が
「なぜこんなにイライラするんだろう?」「なぜこのことが気になるんだろう?」
そう考えることで、自身の過去の経験やコンプレックスに気づけるかもしれません。
自分の傾きやこだわりに気づくことでバランスに戻る。
そうすると子どもに対しての思いがまた別の気持ちになっているのでは無いでしょうか?
そして大切なことは、子どもとの関係は一方通行ではなく、お互いに影響し合っています。
母親のコンプレックスからの言葉や行動、エネルギーは子どもに引き継がれてしまうことになりかねないのです。
だからこそ、まずは親であるあなたが過去のコンプレックスを終わらせる必要があります。
ミロステクノロジーではコンプレックスを消滅していくことが可能です。
それは、頑張って自分を変えることではありません。
自分のコンプレックスを理解して終わらせること、それが子どもとのより良い関係を築く第一歩なのです。
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新次元思考テクノロジーMIROSS ミロスアカデミー講師・竹原恵子 近日カリキュラム
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