親子の共依存を受験期で見てみましょう
親子関係は、人間のあらゆる関係性の基盤として重要なものです。
特に、子どもの勉強や受験期というストレスの多い時期には、この共依存が強く表れることがあります。
親が子どもの未来を心配しすぎてしまう。
子どもが期待に応えようと無理をしてしまう。
こういったことは、一見「愛」のように見えるかもしれませんが、親も子どもも純粋なものの奥に隠れているものがあるのでは無いでしょうか?
ミロスで思考の癖や感情の流れを理解することで、親子共により健全な関係性を築いていくことができるのです。
受験期を迎えると、親はどうしても「子どもには失敗してほしくない」「将来のために今、頑張れば」という思いにとらわれられがちです。
そういう思いから必要以上に子どもに関わっていってしまう。
ひどくなると見張るように制限したり、コントロールしたりと。
その奥に潜んでいる感情として親の過去の思いとして「自分が経験した苦労を子どもにはさせたくない」
という無意識が影響しているのでは無いでしょうか?
これは愛のようにみえるかもしれませんが、決してそうではありません。
いうならは愛情というエゴと言ってもいいと思います。
また親自身が「自分が成果をあげられず、叶わなかった夢を子どもには叶えてほしい」という理想を託してしまうケースも非常に多い。
このような親子の関係性が生まれる背景には、親自身が持つ自分への評価、言わば欠乏感が影響している場合が多くあるのです。
欠乏感とは、“何かが足りない” “自分は十分ではない”といった感覚であり、それは無意識のレベルで子どもに投影されることになります。
子どもからしたら、親からの期待を過剰に感じることで、心の中で「親の期待に応えないと自分には価値がない」
そういうふうに思い込み自分の評価を下げてしまうことが起こってしまうのです。
ミロスの実践で、親自身が自分の不足感を終わらせることができます。
終わらせる実践ができると心のバランスを取り戻すので、その変化は子どもへの接し方に現れるのです。
過度に心配しすぎることなく、自分を愛することができると愛する子どもの成長を待つことができるのですね。
試験などの結果だけを気にするのではなく、日々の努力や成長を見守ることが自ずとできるようになるのです。
子どもは「自分はそのままで愛されている」という安心感を持つことができ、同時に欠乏感がなくなり自己肯定感が生まれるのです。
親子の共依存をほぐすということは、親と子がそれぞれ自分自身の人生を主体的に生きるために必要不可欠なことです。
自分自身を愛して生きることで、子どももまた自分の道を信じて歩んで行くことができるのです。
受験期のような大きな岐路を共に迎えるときこそ、共に成長していく関係性をうまく歩んでいきたいものです。
そこには自分を愛するということが必須になってきます。
自分を愛するという本当の意味をカリキュラム、カウンセリングを通してお伝えしています。Alyson
新次元思考テクノロジーMIROSS ミロスアカデミー講師・竹原恵子 近日カリキュラム
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